2023年6月16日

株式会社秋田食産

東日本電信電話株式会社秋田支店

株式会社NTTアグリテクノロジー

<お知らせ>

秋田県初!民間企業による四季成りイチゴ新品種「夏のしずく※1」

の生産栽培スタート

~秋田の新ブランド設立に向けた名称募集~




株式会社秋田食産(代表取締役:佐藤良一)は四季成りイチゴ「夏のしずく※1」を国内の民間企業で初めて生産販売を行います。
「夏のしずく」は、国産イチゴの収穫が少ない、初夏から秋を主な収穫時期とする夏秋どりいちごでありながら、しっかりとした実と、さっぱりとした甘酸っぱさが特徴のイチゴです。菓子・ケーキ類等で使用されるイチゴのうち、夏場においてはこれまで輸入に頼ってきました。そこで秋田を夏のイチゴの新たなブランド産地にするべく、スマート農業産地モデル実証(ローカル5G)(農林水産省予算により農研機構が全体の事業実施主体となり実施)を活用して本年度より秋田にて生産がスタートしました。
この生産開始を受け、この度、秋田県民に愛される生食及び加工品等のブランド化を目指し、秋田産イチゴ「夏のしずく」の名称(ブランド名)を募集致します。



1.「夏のしずく」について
 「夏のしずく」は、農研機構が研究・開発を行った四季成りイチゴの新品種名です。(※1)
 イチゴは生食用やケーキ等の業務用として周年需要がありますが、6月から11月にかけての夏秋期は生産量が落ち込み端境期となっています。国内の寒冷地・高冷地では、冷涼な気候を活かして、夏秋期に主に業務用として果実を出荷する夏秋どり栽培が行われ、高単価販売による高収益経営が行われています。しかし、夏秋どり栽培で用いられている四季成り性品種の改良の歴史は浅く、収量性や日持ち性、輸送性などの改良が求められてきました。
そこで、農研機構東北農業研究センターは、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県との共同研究により、6月~11月に収穫できるイチゴ新品種「夏のしずく」を育成しました。
「夏のしずく」は、四季成り性を有し、寒冷地・高冷地において、既存品種の1.4~2.4倍となる3t/10a以上の収量が見込めます。食味は良好で、輸送性や日持ち性に関わる果実硬度が高く、ケーキ等の業務需要に適しています。東北地方などの寒冷地や高冷地で行われている夏秋どり栽培への普及が期待されます。(農研機構様HPより抜粋:(研究成果) 四季成り性のイチゴ新品種「夏のしずく」 | プレスリリース・広報 (naro.go.jp))
https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/tarc/141317.html




2.ブランド名募集について
 秋田食産を皮切りに、秋田県内の複数エリアにて「夏のしずく」の生産栽培が本年度より始まりました。今後秋田県を夏の国産イチゴのブランド産地とするべく秋田県民の皆様にイチゴのブランド名を募集させていただきます。
 採用された方には、本事業企画者である秋田食産より賞金5万円を贈呈いたします。秋田のイチゴが全国・そして世界に広まるような素敵なブランド名をご応募ください。
応募詳細については該当URLにて確認願います。
応募ホームページ:https://comunita-akita.net/strawberry.htm



3.関係者一覧
企業名 役割
株式会社秋田食産 夏のしずくの生産及び販売
東日本電信電話株式会社秋田支店 産地形成に向けた地域調整等
NTTアグリテクノロジー ブランディング等を通じた地域活性化に向けたコンサル
 



4.連絡先・実施責任者
株式会社秋田食産 代表取締役 佐藤 良一
住所:秋田県仙北郡美郷町土崎字上野乙205-9